国際啄木学会(池田功会長)の2021年度セミナーは3日、オンライン方式により開かれた。前半は盛岡大の塩谷昌弘准教授ら3人が研究発表を行い、後半は司会者を含め台湾、韓国、インドなどの研究者6人によるシンポジウム。「啄木における国際性」を主題に探った。

 塩谷准教授は「啄木と地図」と題し発表。朝鮮併合を受けての短歌「地図の上朝鮮国にくろぐろと墨をぬりつゝ秋風を聴く」をめぐり、地図を黒く塗りつぶす行為の象徴性を考察した。