2021.10.27

建築で知る国見山廃寺 北上市立博物館が特別展

五重塔の復元図と設計図を組み合わせた垂れ幕。建築的視点から往時の姿を解き明かす
五重塔の復元図と設計図を組み合わせた垂れ幕。建築的視点から往時の姿を解き明かす

 北上市立花の市立博物館(杉本良(りょう)館長)は、特別展「国見山廃寺(くにみさんはいじ)における建築・瓦」を開いている。国見山廃寺は平安時代、同市の北上川東岸に栄えた山岳寺院で、特別展では発掘調査の成果を基に作った五重塔の設計図を初公開している。高さ26・5メートルあったと推測される塔の構造を示し、建築的視点から仏教の一大聖地を徹底解剖する。

 発掘結果などから、五重塔は国見山の東尾根にあったとみられる。設計図は出土した礎石の大きさや配置、当時の建築技法を基に今年5月、遠野市の建築事務所・社寺工舎(しゃじこうしゃ)の宮大工菊池寛明(ひろあき)さんが作った。特別展では、30分の1サイズの断面図や平面図など図面24枚を紹介。復元図と設計図を組み合わせた長さ約3メートルの垂れ幕も披露している。

 問い合わせは同館(0197・64・1756)へ。

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 記事全文は、10月27日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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