2021.10.25

岩沢・水沢鉱山跡(北上市和賀町)=10月23日10時30分~

「水沢鉱山」の秋を訪ねて!

報告:日本自然保護協会 自然観察指導員 鈴木清明

水沢鉱山精錬所跡

 昭和に閉山した北上市和賀町岩沢の水沢銅山(金・銀の産出も)があった水沢鉱山の溶鉱炉跡を探しながら、紅葉の彩りを下見してきました。

 南部藩時代から300年近く栄え、最盛期には約3千人が一帯で暮らし、劇場や小学校(児童230人)、病院、郵便局などがあり、今は廃墟。当時の暮らしをしのび、歩きました。

 周辺には採鉱や選鉱、そして製錬跡があり、そこで発生したスラグなどが捨てられ、山ができています。そこでは、小さな水晶や緑青の発生した小石なども見つけることができました。

 昨年より少し早く訪ねたこともあり、紅葉のピークには、まだ早すぎる感がありましたが、色づき始めた草木を観ながら訪ね歩きました。

 コースは仙人山への登山道にもなっていて、標識も設置されています。

 岩沢駅から夏油スキー場まで12.3キロのトレッキングコース(水沢鉱山跡地も含む)が整備されています。いろいろな楽しみ方ができそうですね!

紅葉始まる精錬所跡地
水沢鉱山精錬所跡への道です!
当時をしのぶ劇場跡地
稲荷坑入り口
夏油スキー場へのトレッキングコース
仙人山への道
彩り始めた遺構広場
イオウゴケ(硫黄苔)ハナゴケ科の地衣類:通称モンローリップ