一戸・奥中山小(白木沢敏行校長、児童102人)は9月30日、一戸町奥中山の同校で学校公開研究会を開いた。5年生の国語の授業で、岩手の伝統工芸品のパンフレット作成に向けて、グループごとに新聞記事から必要な情報を収集、共有しながら学びを深めた。

 「主体的・対話的に学ぶ子どもの育成」を研究主題に、全学年の国語の授業を公開。二戸地区などの教員ら約110人が参加した。

 5年生16人は4人ずつの班で▽浄法寺塗▽秀衡塗▽南部鉄器▽岩谷堂箪笥(たんす)-から一つテーマを選び、パンフレットを作成。児童は担任の西野由衣渚(ゆきな)教諭(25)が選んだ四つの記事から、歴史や種類、作り手についてポイントを絞って、情報を付箋に抜き出した。西野教諭は「記事からキーワードを短く抜き出そう。分からない言葉は先生や友達に聞いてみて」とアドバイスした。

 秀衡塗について調べた坂本陽菜(はるな)さんは「新聞だけでもたくさんの情報が見つけられることが分かった。全校のみんなに伝わるようなパンフレットを完成させたい」と意欲を高めた。

 同校は、週1回のNIEタイムに新聞ワークシートを活用し、記事のスクラップにも取り組んでいる。