一関市大東町生まれで、刑法の根本原理をまとめた「無刑録」で知られる仙台藩の儒学者、芦東山(あしとうざん)を題材とした朗読劇(一関文化会議所主催)が17日、人気声優を話し手に同市大手町の一関文化センターで上演された。大胆に脚色したオリジナルストーリーを県内外から集まった約550人の聴衆が楽しんだ。

 いずれもアニメで人気の平川大輔さん、小野友樹さん、白井悠介さんが出演し、迫真の声色で登場人物を演じ分けた。人殺しの下手人の男が冤罪(えんざい)であることを知った東山が、真犯人が法の裁きを受けるよう世直しに乗りだす-という斬新な物語の世界に引き込んだ。