週末を中心に運行してきた快速列車「485系ジパング」が10日、JR東北線盛岡-一ノ関駅間でラストランを迎えた。「平泉の文化遺産」の世界遺産登録を記念し2012年に走り始めた列車で、大勢のファンが別れを惜しんだ。

 午前11時10分ごろ、約140人を乗せた上り列車が一ノ関駅に到着。ホームでは時の太鼓顕彰会が力強い太鼓を響かせ、鉄道ファンは熱心に車両を写真に収めた。午後0時20分すぎには、月居(つきおり)康男駅長の合図で最後の下り列車が出発し、家族連れらが手を振りながら笑顔で見送った。