県内で運転免許の自主返納が広がる一方、高齢者が返す時期や車のない生活に頭を悩ませている。県内の2020年の返納数は4607件(11月末時点)で10年前の255件と比べて18倍に。

 全国で相次ぐ高齢ドライバーによる悲惨な事故を背景に増えるが、交通網がぜい弱な地域ほど、暮らしへの不安は根強い。専門家は運転が困難になる前に「家族で返納の基準や車のない暮らし方を話し合って」と呼び掛ける。