【ベルリン共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は3日、オーストリアのインスブルックで年末年始恒例のジャンプ週間第3戦を兼ねた個人第10戦(ヒルサイズ=HS128メートル)が行われ、小林陵侑(土屋ホーム、盛岡中央高)は244・3点で7位に入った。

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 長く味わっていなかった感覚だった。1回目に大飛躍を繰り出し、3位で2回目を迎えた小林陵は「久しぶりに表彰台を狙える位置で、緊張した」と明かす。昨年2月以来の表彰台に挑んだが、2回目は風にも恵まれず、失速してしまった。

 元日の第9戦直前に、助走で肩付近に余分な力が入っていると気づき、リラックスして臨むように心掛けたことで効率の良い踏み切りにつながりやすくなったという。一歩ずつ前進し、高いレベルでライバルと争えている手応えがあるようで、順位を落として「悔しかった」と語る表情もどこか明るかった。