岩手労働局は29日、県内雇用状況を公表し、2020年平均の有効求人倍率(原数値)は1・09倍(前年比0・3ポイント減)と、2年連続で前年を下回った。下げ幅は第1次オイルショック後の1975年(0・33ポイント減)に次ぎ2番目。新型コロナウイルス感染症の影響で、多業種の求人活動が鈍化した。

 同倍率は東日本大震災後では14年と同水準。20年平均の有効求人数は2万3136人(前年比5791人減)、有効求職者2万1313人(同448人増)。新規求人倍率は1・66倍(同0・25ポイント減)となった。コロナの流行で宿泊・飲食業を中心に求人が大幅に減少し、前半は製造業などにも影響が及んだ。