大船渡市の大船渡商工会議所(米谷春夫会頭)は東日本大震災の津波に耐えた復元千石船「気仙丸」について、同市大船渡町のJR大船渡駅周辺地区津波復興拠点整備事業区域(キャッセンエリア)の⑦街区で陸上展示する方向で調整を進めている。

 気仙丸は同会議所が所有。全長18メートルで気仙船大工の卓越した技術を伝える。1992年の三陸・海の博覧会開催に合わせて91年に完成し、NHK大河ドラマなど多数の映像撮影にも使用した。

 震災時は同市赤崎町の蛸ノ浦(たこのうら)漁港に係留中。幸いにも津波被害を免れ「奇跡の船」として注目された。