2021.01.28

彩る、結ぶ、全国との絆 震災10年前に、宮古でつるしびな作り

全国から寄せられた生地でつるしびな作りに励む工房のメンバー=27日、宮古市田老三王
全国から寄せられた生地でつるしびな作りに励む工房のメンバー=27日、宮古市田老三王

 宮古市田老三王の手芸サークルゆいとり工房(大棒レオ子代表)は全国の支援者から寄せられた着物生地を用い、つるしびな作りに取り組んでいる。東日本大震災から10年の節目に合わせて市内で展示し、かけがえのない絆の証しを多くの人に見てほしいと願う。

 大棒代表(73)の自宅一室に27日、メンバーの女性5人が集まった。全国から集まった着物生地を型紙に当てて裁断し、手縫いでひな人形に仕上げた。

 工房には自宅が震災津波で被災した女性9人が参加。避難所に届いた物資のミシンや布を用いて活動をスタートし、様子が全国ニュースで取り上げられると、善意の生地が相次いで届いた。現在は衣服やバッグ、帽子、布小物などを作り販売している。

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