県立大(鈴木厚人学長)は、県内で昨年7月下旬まで続いた新型コロナウイルスの「感染確認ゼロ」の要因を調べる研究に着手した。新幹線や空路で国内外の大都市と結ばれる本県が、なぜ続けられたか社会の関心は高い。コロナ禍の長期化や今後の新たな感染症流行に備え、効果的な予防策や社会活動との両立に向けた取り組みに生かす。

 研究は代表の総合政策学部の桑田但馬教授(地域経済論)や看護学部の佐藤公子教授(公衆衛生)ら教員4人が手掛ける。

 盛岡市と沿岸市町村、宮城県の沿岸市町の4千人を対象とし、800~1200人の回答が目標。今月、民家の郵便受けに調査票の投函(とうかん)を始め、3月末までに郵送で回収する。