釜石海上保安部(松吉慎一郎部長)は2020年に県内で起きた船舶海難、事故状況をまとめた。人身事故に遭ったのは29人(前年比3人増)で、うち死者・行方不明者は20人(同8人増)と09年以降最多となった。救命胴衣の着用や複数人での行動など基本的な安全対策の徹底を呼び掛ける。

 事故の内訳は海中転落が最も多く15人で、岸壁付近での車両の運転誤操作や飲酒後の散歩など不注意によるものが中心。マリンレジャーの海浜事故死者は2人で、いずれも釣り中だった。海中転落(釣りを含む)の死者・行方不明者は計11人に上り、全て救命胴衣を着用していなかった。