宮古市と友好交流都市協定を結ぶ秋田県大仙市は12日、秋サケの不漁でサケふ化放流事業に苦慮する宮古市にサケの受精卵35万粒を無償提供した。受精卵は宮古、重茂、田老町の3漁協に配分され、ふ化させた上で春に放流する。

 秋サケ不漁により12日現在、宮古市全体の今季採卵計画1億2434万粒のうち、約4割の5170万粒しか確保できていない。

 秋田県内陸部に位置する大仙市では日本海から雄物川をさかのぼったサケを取る漁が盛んで、雄物川鮭(さけ)増殖漁業生産組合の三浦尚(ひさし)組合長によると昨年12月以降の採卵が特に順調だった。