奥州市の岩手江刺農協肉牛部会(菅野陽弘(ようこう)部会長、部会員8人)は、30~40代の若手生産者が中心となり「江刺牛」のブランド確立に奮闘している。江刺牛は口どけの良い脂質が特長で、少人数ながら年間約300頭を出荷。県内生産者の高齢化が進む中、出荷頭数の維持や牛肉販売会でのPRに励み、地域の畜産業を支えている。

 10日は同市江刺田原の県南家畜市場で今年初めての出荷が行われ、部会員が肥育した黒毛和牛の去勢8頭、雌18頭をトラックに積み東京食肉市場へ送り出した。日本食肉格付協会(東京都)の規格でA、Bランクの4~5等級となった牛が「江刺牛」として首都圏などで販売される。