2021.01.12

感謝の汽笛 高らかに 宮古・浄土ケ浜遊覧船ラストラン

テーピングセレモニーで、みやこ浄土ケ浜遊覧船の最後の運航を見送る市民ら
テーピングセレモニーで、みやこ浄土ケ浜遊覧船の最後の運航を見送る市民ら

 プオーン-。約1分のラストホーンが澄んだ空と海にこだました。11日に運航最終日を迎えた宮古市のみやこ浄土ケ浜遊覧船。多くのファンがラストランに乗船し、それぞれの思い出を胸に刻んだ。

 午後1時40分の最終便には約130人が乗船し、地元山口太鼓の会の勇壮なパフォーマンスや大漁旗に見送られて出航。洋上では潮吹穴など三陸の美しい景観を目に焼き付け、海鳥に「ウミネコパン」を与えて楽しんだ。

 午後2時25分。船長の坂本繁行さん(72)の指示で、乗客を代表し島香颯太(そうた)君(千徳小6年)、隼士(はやと)君(同3年)兄弟が遊覧船の最後を告げる汽笛を鳴らした。

 坂本さんは「無事に運航を終えほっとした。(汽笛を鳴らした)2人のように若い人たちに遊覧船の未来を託したい」と晴れやかな笑顔を見せた。

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