盛岡市の市民団体モーリオの空は11日、同市大通のきのえね本店で東日本大震災の記憶を語り継ぐイベント「11日の灯(あか)り」を開いた。2012年秋から月命日に開き、今回で100回の節目を迎えた。震災から10年を前に参加者はこれまでの歩みを振り返り、支援者と被災者が育んだ絆を確かめた。

 支援に取り組む市民や同市に避難した被災者ら約20人が出席。事務局長の木津川正芳さん(64)と、事務局の小田中由美子さん(73)が、立ち上げから現在までに至る活動を紹介した。

 コロナ禍でも手指の消毒やマスクの着用といった対策を講じて活動を継続。木津川さんが「震災を忘れずに、震災でできたつながりを深めようという気持ちが100回続けてこられた原動力。気力が続く限り続けたい」と決意を示すと、参加者は拍手で応じた。