県建設業協会大船渡支部青年部(金野剛部会長)は10日、気仙地区の小学校10校を卒業した新成人に、保管していたタイムカプセルを手渡した。新成人が6年生の時に封入したもので、これからの社会を担う若者にエールを送った。

 気仙地区3市町で贈呈式を実施。大船渡市は同市盛町のリアスホールで市内4校の代表に手渡した。末崎小出身の熊谷翼さん(20)は「地元の方々が成人の節目を盛り上げてくれてうれしい」と感謝した。

 同青年部は、東日本大震災で校庭に仮設住宅が建ちタイムカプセルを埋める場所がない、との声を聞き、代わりに保管してきた。新成人に手渡すのは今年で2回目。熊谷智文副部会長(44)は「仲間との絆を強め、当時の自分の言葉を見て、社会人になって困難を乗り越える一つの手助けになれば」と願った。