山は爽やかに秋へと!

報告:日本自然保護協会 自然観察指導員 鈴木清明

ガスの切れ間から上沼方向を俯瞰する!

 花もそろそろ終盤を迎えていますが、それでも多くの花や実生を見ることが出来ました!

 エゾオヤマリンドウ、オニシオガマ、オクトリカブト、ミゾソバ、エゾシオガマ、ミソガワソウ、ミヤマダイモンジソウ、アケボノソウなど他34種の花を見ることが出来ました。

 室蘭からいらしたご夫婦は、初めて見た花や花の多様性を楽しまれて、次の山へ向かわれました。

 また、一方ではナナカマド、タケシマラン、ツリバナ、アカモノ、トチバニンジン、ウメガサソウ、ゴゼンタチバナなど次の世代へと命を引き継ぐ姿も見ることが出来ました。

 草木の容姿、取り分け、実生の色や葉の色合いを凝視いたしますと、色合いに変化を見ることができ、秋の気配を感じ取ることができました。

 爽やかな青空とはなりませんが、標高約1300メートルより上方では、爽やかな風に恵まれむしろ肌寒さを覚える位に、とても気持ちの良い環境でした。猛暑日の続く下界に降りたくない気持ちすら出てきました……。

登山道脇はまだまだ多くの花で賑わっています!
湿地帯の草地。ウメバチソウが模様を添えていました!
上沼。沼周辺の色彩に変化が見られるようになってきました!
ナナカマドの実生に彩りが出て来ました!
美しい綿毛のチングルマ、間もなく飛翔の時です!
通称アカモノ、その名の通りの彩りですね!
ハナミズキと同じ仲間のゴゼンタチバナ。似たような実を付けています!
山麓では秋の花アケボノソウが咲き始めています!
秋の訪れを感じさせるキノコ、可愛いお猪口姿のクチベニタケ!