栗駒国定公園・焼石連峰(奥州市)=9月7日7時30分~
山は爽やかに秋へと!
報告:日本自然保護協会 自然観察指導員 鈴木清明

花もそろそろ終盤を迎えていますが、それでも多くの花や実生を見ることが出来ました!
エゾオヤマリンドウ、オニシオガマ、オクトリカブト、ミゾソバ、エゾシオガマ、ミソガワソウ、ミヤマダイモンジソウ、アケボノソウなど他34種の花を見ることが出来ました。
室蘭からいらしたご夫婦は、初めて見た花や花の多様性を楽しまれて、次の山へ向かわれました。
また、一方ではナナカマド、タケシマラン、ツリバナ、アカモノ、トチバニンジン、ウメガサソウ、ゴゼンタチバナなど次の世代へと命を引き継ぐ姿も見ることが出来ました。
草木の容姿、取り分け、実生の色や葉の色合いを凝視いたしますと、色合いに変化を見ることができ、秋の気配を感じ取ることができました。
爽やかな青空とはなりませんが、標高約1300メートルより上方では、爽やかな風に恵まれむしろ肌寒さを覚える位に、とても気持ちの良い環境でした。猛暑日の続く下界に降りたくない気持ちすら出てきました……。








