盛岡広域振興局は5日、盛岡市みたけの盛岡中央高付属中(坂本晋校長、生徒130人)で、宇宙誕生の謎に迫る大型加速器国際リニアコライダー(ILC)の出前授業を行った。

 全校生徒が参加。同振興局のILC解説普及員で岩手大技術専門職員の藤崎聡美さん(48)が講師となり、ILCの持つ可能性や計画概要などを説明した。

 ILCの意義について藤崎さんは「宇宙誕生から38万年の間にそこで何があったのかまだ分かっていない。ILCでビッグバン直後の状態を再現すれば、その時の様子が分かる」と話した。

 瀬川友梨香さん(1年)は「言葉としてILCのことを知っていたが、こんなに大規模な施設だとは思わなかった。実現すれば世界唯一の施設だと聞いたので、将来関わってみたい」と興味を広げていた。