ホッケー女子日本代表候補のMF瀬川真帆(ソニー、沼宮内高)が約半年ぶりに戦列に復帰した。試合中の脳振とうが原因で体調不良に陥り、日常生活にも支障を来すほどだった。リハビリ中に東京五輪が1年延期されたものの、夢舞台で海外選手と戦う目標はぶれていない。

 2月の海外遠征でアクシデントに見舞われた。軽症なら1週間ほどで復帰できたはずだったが、神経付近が影響を受けていたため回復に時間がかかった。乗り物酔いや耳鳴り、頭痛に悩まされ、最終的には医者にプレーを止められた。ピッチから離れ、リハビリ生活が始まった。

 8月上旬に復帰。同月行われた代表候補選手の選考会参加は見送り、次回に向けて体調を整えている。「今後は大きいけがをしないことが一番。自分が決めたプレーをやり通す」と意気込む。プレー中のわずかな迷いを振り払い「意識を変えていきたい」。覚悟を決めた24歳が再スタートを切った。