IGRいわて銀河鉄道(浅沼康揮社長)は28日、盛岡市内で取締役会を開き、当期損失2億8260万円の2020年度収支見通しを示した。新型コロナウイルス禍の影響で旅客運輸収入が大きく落ち込み、赤字幅は02年の開業以来最大となる見込み。コロナの収束見通しは立たず、経営安定化へ資金計画の見直しを迫られる。

 営業収入は41億8984万円(当初計画比9・2%減)。外出自粛の影響などで4~7月の通勤・通学定期収入は前年同期比7~13%減、定期外収入が同37~66%減で推移。物流も滞り、収入の柱となる旅客運輸収入とJR貨物の線路使用料収入が大きく減少した。