盛岡市北山のベアレン醸造所(木村剛社長)は26日夜、同市大通のリリオで、盛岡市とビクトリア市との姉妹都市提携35周年を祝う会を開いた。新型コロナウイルス感染症の影響で今年予定していた両市の交流事業は中止になり、同社も記念のビールを現地に届けることがかなわなかった。両市の縁を結んだ新渡戸稲造がビールを愛飲していたことでも知られることから、祝う会に出席した関係者は、ビールがつなぐ両市の交流の深化に期待を込めた。

 ベアレン醸造所と現地との親交は昨年、ビクトリア盛岡友好協会のウィリアム・マクレディ会長が同社直営店を訪問したことから生まれた。同社は両市の節目を記念し、カナダ産麦芽と雫石産ホップを使った限定醸造のラガービール「ベアレン スペシャルクラシック」を製造し、15日から販売している。