盛岡市中央通のバス停「啄木新婚の家口」のベンチが壊れたまま放置されている、との声が特命取材班に寄せられた。近くには県内外の観光客が立ち寄る「啄木新婚の家」があるが、ベンチは1年ほど前から無残な姿をさらし、最近になって撤去された。

 同バス停は県バス協会が整備し、県交通と県北バスが使用している。県交通によると、2019年9月ごろ、ベンチが壊れているとの連絡を受けた。真ん中あたりから折れて座れない状態で、今月上旬までブルーシートでくるんで使用禁止としてきた。

 所有者である同協会によると、バス事業者と結んだ契約書の「維持・管理に関しては事業者が行うこと」との文言に基づき、軽微な補修はこれまで事業者が担ってきた。県交通は「今回のように高額な費用がかかるものはバス協会の協力を得たい」とする。

 近くに住む70代女性は「観光スポットがあるのに見た目が悪い」と眉をひそめる。両者は「お客さまに申し訳ない。なるべく早く対処したい」とする。