21日は敬老の日。県内最高齢者は大船渡市盛町の地域密着型介護老人福祉施設・蔵ハウス大船渡に入所する109歳、鴨野チヨノさん。明治生まれは県内でただ一人となった。令和まで五つの時代を生きてきた鴨野さんは大好きな権現舞を楽しみ、かくしゃくとして過ごしている。

 鴨野さんは1911(明治44)年、同市盛町で生まれた。15日には施設で県内最高齢を祝う催しが開かれた。職員が権現舞を踊ると、鴨野さんも負けじと「ガガニコニンニン」と口ずさみ、車いすに座りながら手に持った権現様を軽やかに操った。

 長寿の秘訣(ひけつ)は好き嫌いなく食べること。特に甘い物が大好物で、年齢にちなんでまんじゅう109個をプレゼントされると「どうもありがとうございます」と満面の笑みを浮かべた。

 県によると、1日現在、県内の100歳以上の高齢者は910人。内訳は男性が前年より8人増えて97人、女性は78人増の813人。