遠野市が建築家の安藤忠雄さんと連携し、同市中央通りの旧三田屋(さんたや)を子ども向けの本を集めた子育て支援拠点として整備するプロジェクトが10月、本格始動する。寄付を中心に1万冊をそろえ、中庭を生かした多目的スペースも併設。来年7月の開館を目指す。

 呉服店だった築120年の旧三田屋を解体し、外観や一部資材を生かして吹き抜け構造の木造2階建て約500平方メートルの建物を整備。らせん階段を2カ所設け、壁一面に本棚を並べる。繰り返しの来館を促すため貸し出しは行わず、閲覧利用のみとする。