紫波町北日詰の阿部行雄さん(83)、泰子さん(83)夫妻の自宅の庭でヒマワリが大輪の花を咲かせた。秋田県の小学校から風船と一緒に届いた種を約2カ月間、大切に育ててきたもので、2人は「秋田の子どもたちの思いが込もっており、貴重だ」と喜びに浸っている。

 ヒマワリの種付きの風船を飛ばしたのは、同県由利本荘市の矢島小(三浦章久校長、児童146人)の児童。7月21日、行雄さんが家の近くの木の枝に引っ掛かっているのを見つけた。翌日、早速庭にまき、水をやるなどして育ててきた。

 行雄さんは「美しく咲いてくれてうれしい」と頬を緩め、泰子さんは「一粒の種から生まれたつながりを大切にしたい。種が取れたら、地域の人たちに配りたい」と目を輝かせる。