県文化財保護審議会(会長・熊谷常正盛岡大教授)は11日、県無形民俗文化財に宮古市の田代念仏剣舞の指定と花巻市の八木巻(やきまき)神楽の資料4点の追加指定を佐藤博教育長に答申した。古式の儀礼や芸能の形態を脈々と受け継いだ点などが評価された。10月の県教育委員会定例会の議決を経て11月に指定される。

 田代念仏剣舞は宮古市区界(旧川井村)の田代地区に、文化年間(1804~17年)から伝わるとされる。太鼓や笛、かねのはやしと扇や長刀などを持った踊り手で構成し、供養のための儀礼的な「御墓踊(みはかおどり)」と円陣になって踊る「剣舞」に大別される。

 県指定文化財は今回の指定を含め398件となる。