宮古市田老 会社員 延足 幸治さん(56)

 震災前は水産加工の仕事をしていたが、会社が被災して事業継続を断念し、がれき処理などの臨時職員を経て建設会社に勤めている。自宅も再建し、生活は安定してきたが母は津波で行方不明のままで、時折「何とかしてあげたかった」という感情が込み上げてくる。孫2人の成長を見せてあげたかった。田老に生まれ田老で育った。ずっとここで暮らしたい。