岩手署は31日、八幡平市田山地区の山林で身元不明の男性の遺体が見つかり、司法解剖の結果、頭部や右腕にクマがかんだような傷が複数あったことを明らかにした。同署はクマに襲われた可能性があるとみて、身元の特定を急いでいる。

 同署によると、26日午前8時20分ごろ、釣りに来ていた男性が遺体を発見し、近くの駐在所に通報。見つかった男性は60歳以上とみられる。31日に矢巾町の岩手医大で司法解剖したが死因は特定できなかった。死後1週間ほど経過していた。

 県自然保護課によると、県内でクマに襲われ死者が出たのは、2009年9月に宮古市田老で発生したのが最後。