山田町長崎 佐々木 繁雄さん(79)

 津波で自宅が流され、兄が犠牲になった。あの日は町役場に避難し、兄の無事を信じて待っていた。火事になり、議場から火の手が迫ってくるのが見えた。今も兄は見つかっていない。復興は徐々に進んできたが、まちなかの空き地も目立つ。震災前のにぎわいと比べると、まだまだと感じる。若い世代が子育てしやすいまちづくりを進め、活力ある明るいまちになってほしい。