盛岡市新庄の市動物公園(辻本恒徳園長)は、病気やけがをした動物の治療状況の発信を強化している。これまでは死んだときの告知のみだったが、治療中も会員制交流サイト(SNS)などで原因や容体を細かく伝える。

 きっかけは2017年のキリンの死。外部からの支援の遅れが指摘された。同園だけで抱え込まずに情報公開する姿勢が、高度な診療や環境整備の寄付につながった例も。キリンの遺訓が、動物の命を守ることにつながっている。

 同園はツイッターで、動物のけがや病気の原因、治療法を写真付きで公開。辻本園長は「発信を機にお客さんから応援もいただくという関係が築けてきている。今後も情報を伝えることで、園の動物たちの展示環境の向上につなげたい」と力を込める。