陸前高田市気仙町の東日本大震災津波伝承館「いわてTSUNAMIメモリアル」は27日、来館者20万人を達成した。新型コロナウイルス感染症の影響で約1カ月半の休館を余儀なくされたが、開館1年を前に大台に到達した。震災の記憶がない子どもたちへの伝承や他施設との連携にも一層力を入れ、震災の事実と教訓を伝え続ける。

 同日は山形県南陽市の赤湯中(堀裕一校長、生徒298人)の3年生約110人が訪れ、震災の事実を伝える映像などを見学。震災当時の記憶はほとんどないという後藤ひなのさんは「映像を見て自分が体験したような気持ちになったし、住民はもっとつらかったと思う」とかみしめるように話した。