新型コロナウイルス感染症の家庭内クラスター(感染者集団)が本県で初めて発生したことを受け、県民は警戒のレベルを引き上げた。

 身近な家族との接触時や会食時の感染をいかに防ぐか-。県は27日、家庭内での感染防止対策を県民に促し、専門家も「身内だから安全ということはない」と警鐘を鳴らす。飲食店は経済活動との両立へ、安心して利用してもらう取り組みを展開する。

 同日の県のコロナ対策本部員会議の終盤、達増知事は県民に家庭内感染の防止について呼び掛けた。手洗いや部屋の換気、せきエチケットなど基本的な感染対策に加え▽毎朝の体温測定、健康チェック▽高齢者や持病がある人の体調管理の強化▽食事の際は大皿を避けてあらかじめ分けて配膳する-との日常生活での注意を喚起した。