花巻市は、中心市街地に整備した市営の災害公営住宅「シティコート花巻中央」の入居対象を東日本大震災の被災者以外に拡充し、子育て世帯や妊婦がいる世帯を加える。市街地の市営住宅も要件を緩和し、子育て世帯の居住を誘導。子どもの声が聞こえるにぎわいのある地域として再生を目指す。

 シティコートは上町棟(9戸)と仲町棟(21戸)があり昨年4月に入居開始。空室3戸のうち2戸を一般の市営住宅として活用し、条件を「12歳以下の子どものいる世帯」などとする。入居期間は10年。

 県によると、災害公営住宅の被災者以外の入居は沿岸部で進んでいる。内陸は県営が盛岡、北上、奥州、一関、市営は遠野、一関各市に立地するが、花巻市が一般開放すれば初めての取り組みとなる。