宮古市河南の河南中(沼田弘二校長、生徒209人)は、7月の九州豪雨を受け、東日本大震災後に交流が続く熊本市の竜南中へ激励の「鶴文字」を送ろうと準備を進めている。今月末には現地に送り、これまでの支援への感謝も届ける。

 夏休み中の生徒会室。午前の部活動を終えた生徒会メンバーが集まり、全校生徒が1人5羽ずつ折った折り鶴をつなぎ合わせる仕上げの作業に取り組んだ。浮かび上がらせたい文字は「絆歩(はんぽ)」。竜南中が2013年に河南中に贈った垂れ幕に書かれた連帯と激励の気持ちを示す言葉だ。

 7月15~20日には校内で募金し約4万4千円を日本赤十字社を通じて九州へ届けた。「募金以外にも何かできないか」。生徒会を中心に考え、震災後支援物資を送ってくれ、今も交流が続く竜南中への感謝を込めて鶴文字を届けることにした。