国が山側に移設を進める陸前高田市気仙町の国道45号の一部区間は24日、本年度内の開通を前に、避難路として利用を始める。近くの道の駅高田松原から高台までの避難距離が約300メートル短縮され、現行ルートより5分ほど早く避難できる。

 市によると、避難路として使うのは気仙大橋西側の信号機から南の約120メートル区間。同道の駅からの避難は信号を南に直進し、新国道や市の管理用道路を通るルート。市指定避難所である気仙小近くの高台まで約1・2キロで、歩けば約20分で着く。

 市が国側に打診し、開通前の利用が実現した。有事の際には工事作業員も避難誘導に当たる。移設する新国道45号は延長1・2キロで、本年度内の完成と開通を予定する。