岩手町ゆかりの元宝塚女優・園井恵子(本名・袴田トミ)の功績を後世に継承しようと、園井恵子を語り継ぐ会(柴田和子会長)による顕彰活動が活発化している。命日の21日、同町に整備された「園井恵子花のみち」の落成式が行われ、盛岡市の菩提寺(ぼだいじ)で法要が営まれた。参加者は郷土の先人を悼み、戦火の惨劇を改めて胸に刻んだ。

 「花のみち」の落成式は同町川口のIGR岩手川口駅前で行われ、住民ら約40人が参加。実際に歩きながら、91年前に同駅から単身飛び立った園井の姿に思いをはせた。

 旧駐輪場跡地に幅6メートル、延長33メートルで整備され、白ツバキやヒマワリなど約40種が植栽された。阪急宝塚駅前(兵庫県宝塚市)から宝塚大劇場へと向かう道を再現した。