東日本大震災の津波で浸水し、新たに高台に整備した陸前高田市広田町の県道大船渡広田陸前高田線久保-泊区間(延長約2・5キロ)が開通した。震災後に整備を進めた広田半島の同路線4区間(延長計約6・5キロ)は全て利用開始となった。

 久保-泊区間は県が整備し、7日に開通した。片側1車線、幅員10メートルで片側に歩道を設けた。事業費は約49億円。従来の道路は海沿いの低地部にあり、震災の津波による浸水で孤立した集落もあった。

 広田地区コミュニティ推進協議会の菅野徳一会長(74)は「津波発生時にもライフラインを確保できる。安全面を考えると大変ありがたい」と感謝する。