競泳・平泳ぎの三上きょうだいが記録を打ち立てた。弟の凌(盛岡情報ビジネス専門学校2年)が男子50メートル(長水路)で28秒79の東北新、22歳の姉の華海(はなみ)(やはばこども園)はマスターズ女子25メートル(18~24歳)で15秒03の日本新をマークした。2人は切磋琢磨(せっさたくま)しながら、新たな目標に向かって鍛錬を重ねている。

 凌は短水路の50メートルに続いて東北記録保持者になった。新記録を出した昨年11月の東京都オープンでは、昨夏の世界水泳男子200メートル平泳ぎ銅メダリストの渡辺一平(トヨタ自動車)と同組だった。「緊張してあまり納得できる泳ぎではなかった」と振り返るが、隣のレーンで先行した第一人者に食らいつき、0秒72差でフィニッシュ。世界レベルのスピードを体感した。

 華海はマスターズ大会(昨年11月)の50メートルで目標タイムを切れなかった悔しさをばねに25メートルに挑んだ。力強いキックでスピードに乗り、そのままゴール。その後の大会でライバルに記録を塗り替えられたものの「仕事と競技を両立して、また更新したい」と雪辱に燃える。