岩泉町は4、5の両日、防災士養成研修講座を開催した。東日本大震災や2016年の台風10号で甚大な被害を受け、町主導で18年度から3カ年事業で防災士育成に取り組んできた。今回は同町の自主防災組織役員や消防団員、町職員ら62人が受講。これまで認定を受けた163人と合わせると町内の防災士が200人を超える見通しだ。

 同町は官民一体で防災力を強化するため、経費を負担して講座を開催している。初日は大学教授ら各分野の専門家が▽自然災害の歴史▽自主防災活動▽避難行動▽災害医療と心のケア▽避難所の設置と運営協力-などの講義を行った。

 5日の講義の最後に防災士資格取得試験を実施。結果は1週間ほどで通知される。不合格者は再試験を実施し、可能な限り受講者全員の資格取得を目指す。