県は30日、新型コロナウイルスに感染した宮古市の30代男性のPCR検査が、3度目の医療機関の受診後に行われたことを明らかにした。発熱を訴えた最初の受診から約1週間後の検査となった。県は感染拡大防止へ検査の間口を広げる方針で、症状がある場合の速やかな受診と合わせ、医療機関の検査センターへの取り次ぎの徹底を図る。

 県によると、男性は38・3度の発熱があった21日に盛岡市内の医療機関を電話で受診。症状が続いたことから25日には帰国者・接触者相談センターに電話連絡し、紹介された同市内の別の医療機関で診察を受けたが、どちらでもPCR検査につながらなかった。

 男性は全身のだるさや味覚・嗅覚異常を感じ、27日に宮古市内の医師に電話。同市の地域外来・検査センターを紹介され、同日PCR検査を受けた。陽性が判明した29日に感染症指定医療機関に入院した。