今季第1号は巧みなバットコントロールから生まれた。4番に座ったエンゼルスの大谷翔平(花巻東高)が逆転3ランを放ち、主砲の役割を果たした。

 1点を先制された直後の四回。先頭のトラウトが敵失で、レンドンが四球で出塁し、無死一、二塁で大谷に打席が回った。変化球2球で追い込まれたが、3球目の内角低めのスライダーをすくい上げると、打球は右翼席へ一直線。飛距離123メートルで軽々フェンスを越えた。

 「(変化球が)来る可能性はあるだろうなとは思っていたが、あまり張ってはいなかった」というボール気味の球に反応。「上がった瞬間、行くなと思いました」と高校の先輩、マリナーズ・菊池雄星の前でアーチを描いた。一方で「2球目が一番甘かったので、ああいう球にしっかり反応して打っていけば、もっともっといい」と冷静に振り返った。