2020.07.30

希少植物 復活の兆し 大槌・吉里吉里海岸のエゾノコウボウムギ

吉里吉里海岸の砂地に群生するエゾノコウボウムギ
吉里吉里海岸の砂地に群生するエゾノコウボウムギ

 防潮堤工事の進む大槌町の吉里吉里(きりきり)海岸の砂地に、本州ではここにしか咲かない希少植物エゾノコウボウムギが姿を現している。高さ約20センチで、黒褐色の硬いとげが特徴。関係者によると今月いっぱいは見ることができる。

 釜石市の植物研究家鈴木弘文さん(75)によると、東日本大震災前は200株ほど群生していたが、震災後の復興工事や海岸清掃の影響で一時消滅状態に。2年前に数株を発見し、今年は100株近くを確認できた。