東京商工リサーチ盛岡支店は2日、2020年上半期(1~6月)の倒産状況を公表し、県内は前年同期比6件増の28件だった。東日本大震災が発生した11年の29件に次ぐ水準で、サービス業や建設業が多い。新型コロナウイルス感染症の関連倒産は現時点で多くないが、地域経済への打撃は大きく、倒産リスクの高い状況は当面続きそうだ。

 リーマンショック後の09年の県内倒産は上半期に53件、通年では95件に上った。同支店の佐藤正彦課長は「コロナ禍でリーマン規模の打撃を受けているが、倒産件数はそこまでの規模に至っていない」と分析。下半期について「ここ数カ月のダメージは大きく、倒産リスクはさらに高まるだろう」との見通しを示す。