県は29日夜、県内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されたと発表した。PCR検査で、盛岡市在住の40代男性と宮古市在住の30代男性の2人が陽性となった。

 このうち盛岡市の男性について、達増知事と谷藤裕明盛岡市長が同日午後8時から記者会見し、男性が23~26日に関東地方のキャンプ場に滞在していたことを明らかにした。4人で同じテントに泊まり、キャンプに参加した友人1人の陽性が判明したとの連絡を受け、28日に盛岡市帰国者・接触者相談センターに相談し、29日にPCR検査を受けた。

 市保健所によると男性は27日から喉の違和感と、軽いせきの症状があった。発熱はない。27、28日に出勤しており、職場関係者以外には濃厚接触者はいない。

 本県は国内感染が初めて確認された1月28日以降、「感染確認ゼロ」を維持し、鳥取県で確認された4月10日以降は唯一の県となっていたが、感染は全47都道府県に広がった。

 県によると、県内でのPCR、抗原検査は29日午前10時までに計1438件行い、全て陰性だった。