新聞活用、ポスター作成

生活安全ポスターを作成する奥中山小6年生

 夏休みの生活を安全に送るために、どんなことに注意すればいいか―。一戸町の奥中山小(白木沢敏行校長、児童114人)の6年生23人は7月上旬、国語の学習で、新聞記事を活用して生活安全ポスターを作成した。熱中症や水の事故などに対する注意喚起を、文章・見出し・図でまとめ、下級生に呼び掛けた。読み手に分かりやすく伝える方法について学びを深めた。

 ポスターは、全10回の授業で、3人ずつのグループに分かれて作成。▽熱中症▽交通事故▽火の事故▽水の事故―の中から、グループごとに一つテーマを選んで作業に取り組んだ。

 担任の庭野貴之教諭(42)は「夏休みの生活に関する身近なテーマを取り上げた。見出しや図など、人に伝わる表現の効果を知ってもらいたい」と狙いを語る。

 ポスター作成にあたり、庭野教諭は事故の発生状況を伝える新聞記事や資料を配布。子どもたちは記事などで情報収集し、選んだテーマの中で特に注意喚起したい事項をグループで話し合った。

 交通事故がテーマのグループは「自転車事故を防ぐための方法」、水の事故を選んだグループは「水難時の対処法」など、各グループの切り口を決めた。

 次に考えたのが、レイアウト。ポスターにまとめる複数の文章について、伝えたい順番を考え、図や表の配置も決めた。

火の事故について注意喚起を呼び掛ける生活安全ポスター

 文章は、1人1項目を担当して模造紙に書き込んだ。見出しは「おぼれたら『浮いて待て』」「火の用心7つのポイント」「熱中症、どう対処する?」など、読み手の興味を引くように工夫した。

 関向楓果(ふうか)さんは「見出しは、読む人がひと目見て分かるように書くことが大事だと分かった」、西舘琉摩(はるま)君は「図やグラフを使って書くことで、分かりやすく伝わると思った」と振り返った。

 完成したポスターは廊下に掲示し、4、5年生に周知した。庭野教諭は「図やグラフを使ったり、見出しの色使いを工夫するなど、読み手を意識して表現することを学べた」と手応えを感じた。