陸前高田市の広田湾漁協(砂田光保組合長)は26日、ブランド化を進めているエゾイシカゲガイの今季の出荷を始めた。貝毒検査の実施を遅らせた影響で、今年も例年より約1カ月遅れのスタート。新型コロナウイルス感染症の影響による今後の市場動向は不透明だが、生産者は「こんな時だからこそ、おいしいものを食べて元気になってほしい」と願いを込める。

 初日は豊洲や関西、関東、東北などの市場に約2・7トンを出荷。同市気仙町の長部漁港で出発式を行い、生産者や漁協関係者、市職員がトラックを見送った。出荷は10月ごろまで行い、本年度は前年度比約5トン増の47・8トンを見込む。