盛岡市のNPO法人未来図書館(古沢真作理事長)は、市内の中学3年生に向けて本のしおりを配布している。新型コロナウイルス感染症で、部活動や学校行事が制限される生徒を応援しようと企画。同市の福田パン(福田潔社長)と連携し、温かみのある絵とメッセージで元気を届ける。

 同法人は2004年の設立以来、キャリア教育支援を展開。「目標を失い落ち込みがちになっている」という、学校現場からの声に応えようと企画した。外出を控え、自宅で本を読む機会が増えることを想定し、「しおりプロジェクト」と題して取り組みを始めた。

 しおりは縦7・5センチ、横3・5センチ。子どものキャラクターで、親しみやすく素朴な絵柄が特徴だ。イラストはデザイナーで同法人コーディネーターの田上孝幸さん(40)が担当。「想像が膨らみ、未来や可能性が感じられるように仕上げた。イラストで子どもたちに前向きになってほしい」と30種類を製作した。