2020.07.25

福岡県筑後市・土田喜代一さん

 向こうから弾(たま)さよけていく。1回だけじゃない。もうだめだと思ったことが8回くらいあった

福岡県筑後市 土田喜代一さん

 

 

 太平洋戦争の激戦地、パラオのペリリュー島から生還した34人のうちの1人。1万人を超す日本兵が戦死し「99・999パーセント」の死を覚悟した。生死を分けたものは何だったのか。「運ですよ。弾がよけていくから全然無傷だった」。慰霊のためにペリリュー島を14回訪問。戦友たちの遺族や後世に凄惨(せいさん)な戦場を伝えるために、生き延びさせられたと考えることもあるという。2017年、97歳のとき、西日本新聞の取材に語った。

 

(西日本新聞社提供)